自分や家族の健康のために、毎日使う調味料くらいは無添加にしたい。
でも無添加の調味料はちょっと高いし…
いつものスーパーの醤油でいいや
と、踏みきれないでいませんか?
すこやんは、無添加の醤油に変えて1年近く経ちます。
スーパーで買っていた頃よりは割高ですが、他でかかるコストを下げるなど調整すれば買える価格です。
安心できて栄養の高い醤油を、体に取りこんでいきましょう!
そもそも本来、醤油とは?
醤油の原料とは?
スーパーで売っている安い醤油の原材料表示を見ると、「アルコール」や「調味料(アミノ酸等)」や「甘味料」など、いろんなものがはいっています。
でも本来、醤油を作るのに必要な原料は、「大豆」「小麦」「塩」の3つだけなんです。
醤油は発酵食品
意外と忘れがちですが、醤油はりっぱな発酵食品です。
「菌」の力でジワジワと発酵が進んでいきますよ。
発酵食品が体にいいことは、よく知られていますね。
醤油はどのくらいの期間で出来上がる?
醤油づくりは、手間ヒマがかかります。
「大豆」「小麦」「塩」を、「菌」の力で自然と発酵させて醤油が出来上がるまでには、一般に半年以上かかります。
あまり安く売れないのは当然ですね。
体にいい醤油の選び方
原材料をチェック!
醤油を作るのに必要な原料は、「大豆」「小麦」「塩」の3つだけと紹介しました。
醤油を選ぶときは、原材料を確認して、不要なものが入ってないものを選ぶようにしましょう。
さらに、安全で良質な原料がベター
「丸大豆」vs「脱脂加工大豆」
「大豆」には、「丸大豆」と「脱脂加工大豆」があります。
「丸大豆」と書かれたものを選びましょう。
おおざっぱにいうと
「丸大豆」= “大豆まるごと”
「脱脂加工大豆」=“大豆から油をしぼった残りカス”
です。
「丸大豆」のほうが、大豆すべての栄養がとれますね!
「国産」vs「外国産」
よく「アメリカまたはカナダ産(遺伝子組み換えでない)」などと書かれた商品を見かけますが、「国産」のものを選びましょう。
理由は「農薬」にあります。
『農薬くらい、日本の農家でも使ってるから同じでは?』と思ったら大間違い。
輸入された穀物や野菜・果物などには、「ポストハーベスト」といって
収穫後に超大量の農薬が散布されています。
その量は、通常畑で使用される農薬の数百倍ですから、ケタ違いですね!
日本ではポストハーベストは禁止されているので、国産のものを買えば「ポストハーベスト」による大量の農薬を食べることを避けられます。
スーパーでよく見る安い醤油とは?
なぜ安いのか?
理由1:外国産の原料を使っていて、原料費が安いから
理由2:発酵期間が短い
「脱脂加工大豆」に「塩酸」を使うと、タンパク質が分解され、短時間で「醤油もどき」ができあがります。
↓
醤油本来の風味やうまみが足らないので、化学調味料(人工甘味料やカラメル色素など)を足してごまかす
ちゃんと発酵されないから腐るので、保存料や防腐剤も必要になる
食べる人の安全や栄養面を大切にせず、商売に走っちゃっていますよね。
【結論】醤油を選ぶときに見るポイント
原材料表示を見て、以下のものを買いましょう!
・原料が「大豆」「小麦」「塩」の3つだけ
・原料が「国産」のもの
有機栽培だとさらにいいですが、予算や味の好みなどもあるので、あとは各自の判断かなと思います。
すこやんが使っている醤油
上の条件を満たせば、どれでも好みのものを選ぶといいと思います。
最後に、すこやん家で使っている醤油を紹介して終わりたいと思います。
井上醤油店さんの「井上古式じょうゆ」です。
・国産原材料
島根を中心とした安心安全な国産丸大豆・小麦を使用。
・ひとの介入は最小限に、自然に委ねる伝統的な天然醸造
・大豆の量が多め
一般的な濃口醤油は、大豆・小麦を半々に混ぜますが、大豆の量がおよそ二割増。
・塩は「沖縄の塩シママース」を使用(商品には書いていませんがお店に確認)
・熟成期間は、1年半~2年(商品には書いていませんがお店に確認)
(良い点)
・安心できる
・栄養もとれる
・濃くも薄くもない感じ
(良くない点)
良くない点というか注意点ですが…
・開栓後は冷蔵庫に保管しないといけない
・「1ヶ月以内に使うことを推奨」であるため、少人数の家族だと、割安の一升瓶で買えない。
すこやん家は、夫と2人暮らしのため、360mlの瓶を買っています。
360mlは、自炊で2人暮らしだと、1カ月もつかもたないかという量です。
▶360ml
▶720ml