年金は当てにできない。
貯金がわりにインデックス投資を始めよう!
という話を、以下の記事でしました。
記事を読んで「そうかも・・」と興味を持ってくれた方に向けて、
どのインデックスファンド(インデックス型の投資信託)を選べばいいのかを、今回は書いていきます。
・・はじめに・・
・私すこやんは、半年前(2018年の年末)にインデックス投資を始めました。
始めてよかったと思っているので、慣れない分野ですが、このように紹介記事を書いてます。
投資の知識ゼロの状態から、投資を始めるために必要最低限の知識を身につけてスタートしたので、“投資についてよく知っている”という状態ではありません。
過去の自分のような人(まだ投資を始めていない、投資の知識ゼロの超初心者さん)に、まず投資に目を向けてもらい、投資をスタートしてもらうことが目的で書いてます。
詳しいことは書けないですが、そのぶん逆に、超初心者さんにとっては、とっつきやすく感じてもらえるのではないかと期待してます☆
逆に、超初心者さん以外にとっては、読んでもらっても、目新しいことはありません m(__)m Sorry
・初心者におすすめの投資について話していきますが、わりと大きなお金が関わることですし、投資は銀行預金とちがって元本保証されませんので、最終的な判断は自己責任にてお願いします。
・インデックス投資は、長いほど確実に成果を上げられます。
15年、20年…と期間が長いほうがいいので、40代前半くらいまでには始められることをおすすめします。
インデックス投資の選び方【投資経験ゼロの主婦でも分かる】
インデックス投資とは
インデックス投資とは、例えば日経平均株価やTOPIXなど、どれかの株価指数(インデックス)に連動するように運用される投資信託のこと。
連動させればいいだけなので、運用コストが安く済み、投資家(私たち)が払う信託報酬も安くなるよ♪
インデックス投資を選ばない手はないよね~
インデックス投資の種類
オレのへそくりを、インデックス投資に回してくれ
インデックス投資って、どのインデックスにするの?
インデックスは、いくつもあるよ
<主なインデックス>
■インデックスファンドのベンチマーク使われる主な指数 | ||
投資対象 | 資産クラス | 指数 |
株式 | 日本株式 | 日経平均株価 |
TOPIX(トピックス) | ||
東証マザーズ指数 | ||
米国株式 | ダウ平均株価(NYダウ) | |
S&P500指数 | ||
NASDAQ(ナスダック)指数 | ||
イギリス株式 | FTSETM100指数 | |
ドイツ株式 | DAX30指数 | |
先進国株式(日本を除く) | MSCIコクサイ・インデックス | |
新興国株式 | MSCIエマージング・マーケット・インデックス | |
債券 | 日本株式 | NOMURA-BPI総合指数 |
先進国株式 | シティ世界国債インデックス | |
REIT | 日本株式 | 東証REIT指数 |
先進国株式(日本を除く) | S&P先進国REITインデックス |
引用:ザイ・オンライン
20年くらい運用する予定なので、まあまあ長い期間があるからね。
もし途中でリーマンショックのような落ち込みがあったとしても、株価が回復するまで待てそうだから。
前回の記事「インデックス投資を始めよう!「投資の教科書」年金は当てにできない」で、専門家の伊藤武さんが、“長期的に見ると、一番利益をもたらしてきたのは株式”と言ってたよね。
それは、その後ググったりして調べてみても本当のようだったから、信じてみることにしたよ。
高齢になったら、より安定を求めて、債券を買い足すかもしれない。
でも今は、まず攻めの姿勢で、株式100%でいくことにしたんだ~
ちなみに、米国株を選んだよ
インデックスファンド(投資信託)の選び方・選ぶ基準
例えば、インデックスを「S&P500」にしようと決めたとしましょう。
さらに、「S&P500」に連動を目指すインデックス型のファンド(投資信託)は、いくつかあります。
選ぶ基準として、以下をチェックしましょう。
・信託報酬が、比較的に安いか?
・ノーロード(買付手数料無料)か?
*信託報酬について
信託報酬は、先に出てきましたね。
運用してもらうコストです。
信託報酬が高いからといって運用成績に差は出ないので、信託報酬が安いファンドを選ぶほうがいいですよね。
*ノーロード(買付手数料無料)について
株を買うたびに手数料がかかっていては、なかなかお金が増えません。
購入手数料無料のファンドを選びましょう。
(☆信託報酬がないファンドはありませんが、買付手数料ゼロのファンドはあります)
コストは低ければ低いほどいいです。
上記の2つのほか、「信託財産留保額」などの余計なコストがかからないかも、念のためチェックしましょう。
(例)sbi証券の公式サイトで、ファンドのページがどんなものか見てみよう→eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
ページの左端に、「信託報酬」などの詳細を書いてくれてるよ
おすすめは eMAXIS Slim 米国株式 S&P500
上で書いた条件(信託報酬が安く、ノーロード)に当てはまれば、どのインデックスファンドを選ぶかは、人それぞれになってきます。
すこやんは、「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」を選びました。
まず、日本は経済が停滞してるので、日本でなく、右肩上がりに成長を続けている「世界」に投資すべきですね。
日本の株でも狙い目の株もあると思いますが、初心者のうちは挑戦しないほうがいいと思います。
初心者は、まず王道をいくのが安心です♪
世界の株式に投資するには、大きく分けて、以下のパターンがあります。
・全世界に投資
・先進国に投資
・米国に投資
・新興国に投資
△「新興国」は、ちょっと先が読みにくいです。
ハイリスク・ハイリターンの賭けみたいな感じになるので、初心者は手を出さないほうがいいでしょう。
買うにしても少しにするといいと思います。
〇「全世界」・「先進国」・「米国」は、長期に見ると、常に右肩上がりに成長しています。
初心者でも、長期間インデックス投資をすれば、年利数%~十数%の成果が出せる可能性が高いです。
米国株が全世界の株式の約40%*を占めているので、「全世界」や「先進国」の株式を買っても、ある程度アメリカの株の変動に影響されることになります。
どれを買っても、そこまで大きな差はないのではないかと思いますね。
(*2019年6月時点で、米国約40%、中国8.4%、日本7.1%、香港7.0%、英国4.2% ・・・と続きます)
*安定さ
全世界 > 先進国 > 米国
*予測されるリターンの高さ
米国 > 先進国 > 全世界
という感じです。
やはり、アメリカは世界的な大企業が集結してますからね。
すこやんは、「米国株式」を選びました。
インデックスは、「S&P500」を選びました。
S&P500について
<アメリカの主なインデックス>
「S&P500」
ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している米国の大企業500銘柄の株価を元に算出されるインデックス。
「NYダウ」
米国経済を代表する30銘柄で構成。
「NASDAQ」
シリコンバレーのハイテク株やIT関連株の占める割合が高く、3300銘柄以上。
<S&P500がおすすめな理由>
どれも米国を代表するインデックスですが、比較的に偏りのないS&P500を選びました。
S&P500の時価総額は米国株式市場の約80%を占めるので、ほぼアメリカ全体に投資することができます。
S&P500は、過去の運営成績もよく、平均利回り7%以上も期待することができます。
かの有名な投資の神様ウォーレン・バフェットも、資金の90%をS&P500に投資するよう遺言で指示しています。
心強いですよね。
S&P500の構成銘柄は、以下のような会社です。
マイクロソフト/アップル/アマゾン/アルファベット/バークシャー・ハザウェイ/ジョンソン&ジョン/フェイスブック/JPモルガン/エクソンモービル
eMAXIS Slim について
S&P500で米国株式にインデックス投資をするとなった場合、以下のような投資信託があります。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・iFree S&P500インデックス
・iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド
どれもノーロードで買付手数料無料ですが、運用にかかる信託報酬が異なります。
信託報酬が最安値の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がおすすめです。
「eMAXIS Slim」は、 米国株式だけでなく、全世界株式、新興国株式、先進国株式などにも対応してるよ。
“業界最低水準の運用コスト”を目指すと宣言してるから、安心できる☆
まとめ:インデックス投資の選び方
<今回のまとめ>
- 投資には、インデックス投資とアクティブ投資がある。
→ 初心者は、インデックス投資を選ぶべし
- インデックス投資の「インデックス」(株価指数)には、種類がある
- 投資対象は、「株式」「債券」「REIT」がある
→ おすすめは、投資期間が長いなら「株式」
- 不景気な日本でなく、右肩上がりの「世界」に投資しよう!
→ おすすめは「米国株式」…「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」
「全世界」や「先進国」も人気です。
- インデックスファンドを選ぶときは、運用コストの低いファンドを選ぼう
・信託報酬が、比較的に安いか?
・ノーロード(買付手数料無料)か?
などをチェック!
【補足】
ファンドを選んだあと、分配金を「受取」にするか「再投資」するか選べますが、「再投資」がおすすめです。
受け取らずに再投資することで、さらにお金が増やせます。
今回は以上です。
いかがでしたか?
投資をしたことがない人にとっては、何もかもが難しいですよね。
((?_?))
でも大丈夫です。
少しずつ進めていき、分からないことがあれば、その都度ググれば、大抵のことは誰かが書いてくれてますよ。
長くなったので、続きは次回にしたいと思います。
まず証券口座を開設しないと始まらないので、おすすめの証券会社などについても書いていこうと思います。
では、今日はこのへんで。