ごぼうのキンピラもおいしいけど、胡麻和えもおすすめ。
炒めるのでなく茹でるので、体に優しいですよ。
以前は、ごぼうやレンコンなどの根菜に、とっつきにくいイメージをもってました。
でも、根菜は漢方薬の原料に使われるくらい、パワフルな食材です。
医学博士の石原結實さんも、著書「下半身を鍛えて病気しらず 病は脚から! (文春文庫)」で、“下半身を強くする食べ物”として、根菜をあげています。
自分や家族の健康のために、定期的に、食事に取りいれたいですね♪
ごぼうの胡麻和え:今日の晩御飯や弁当にも【ヘルシー&シンプルメニュー】
ゴボウさん。
産直市で、太くて不格好なゴボウを買ってきました。
土の栄養をじっくり吸収した、植物繊維たっぷりな感じのゴボウです♪
結婚して数年は、作り慣れた料理や、見栄えのいい洋食・中華を作るのがラクで好きでした。
そして、ゴボウやレンコンなどの根菜は面倒なもの、と思って、あまり作りませんでした。
でも少しおちついてきて、真剣に栄養について考えるようになると、“根菜って天才だ~”と思うようになりました。
しかも、地味においしいです。
根菜といえば、大根・イモ類・カブ・ニンジン・レンコンなどもありますね。
それぞれ、我が家では、以下の食べ方でいただくのが好きです。
大根 … みそ汁、大根おろし、煮物
イモ類 … 長芋のすりおろし or 切るだけ
ニンジン … *ぬか漬け、煮物
レンコン … 煮物
余談ですが、*ぬか漬けしてますか?
してないという方は、めちゃくちゃ体にいいので、おすすめですよ!
ぬか漬けは、植物性乳酸菌の宝庫で、お腹の調子がよくなります。
塩や砂糖で漬けた漬物より、ずっと体にいいですよ!
また、野菜の消費に大活躍します。
今の時期、夏なら、キュウリですね。
キュウリを、ぬか床に1日埋めておくだけで、あとは切るだけで、ボリボリ食べられます。
お弁当にも入れられますよ♪
話が脱線しましたが、ゴボウの話に戻ります。
レシピというほとでもないですが、ゴボウの胡麻和えの作り方を紹介します。
ゴボウの皮をこそげ取るのと、ささがきにするのがちょっと手間ですが、作り方自体は簡単です。
<作り方>
(材料)
・ゴボウ 1袋(適量)
・酢(漂白用)… 適量(大さじ1くらい)
・砂糖 … 大さじ1/2~
・醤油 … 砂糖の倍
・白ゴマ(いりごま) … 適量
・・・・・・・・
① ゴボウの皮をこそげ取る
(きれいに取らなくても、だいたいでOKです)
栄養が減るのを気にしない方は、ピーラーでむいてもいいですね。
なるべく栄養を残したい人は、包丁の背などで、こそげ取ってください。
② 皮がむけたら、ゴボウをささがきにする
あらかじめ鍋に、酢を少し(適当でOK)と、ゴボウが浸るくらいの水を入れておき、その中に、ささがきにしたゴボウを入れていきます。
酢水でのあく抜き(漂白)は、ゴボウを入れ終わるまでの数分くらいでOKです。
③ あく抜きが終わったら、いったん酢水を捨てる
(ザルを使わず、手でゴボウを抑えながら、おおまかに捨てるくらいでOK)
酢水を捨てたら、新しい水をゴボウが浸るくらいに入れて、火にかけて茹でます。
ゆで時間は、沸騰してから20分~30分くらいじっくり煮てやわらかくした方がおいしいです。
(ゴボウなので、やわらかく煮ても食感は残ってくれます)
④ ゴボウが煮えたら、ザルに出して、水を切る
⑤ 水を切っている間に、 ゴマをする
⑥ ゴマがすれたら、砂糖・醤油・ゴボウを合わせて混ぜる
*味が染みやすいように、ゴボウが温かいうちに混ぜます
*砂糖:醤油=1 対 2
の割合がちょうどいいと思います。
まずは、砂糖…大さじ1/2、醤油…大さじ1くらい入れてみて、
ゴボウの量や好みに応じて、味見しつつ調整してください☆
※味が薄かったら、砂糖でなくまず醤油だけ足してみてください。大抵はそれでちょうどよくなります。
作り方は、以上です。
冷蔵庫で3日くらいはもちます。
むしろ2日目、3日目のほうが、味がしみておいしい気がします。
お弁当に詰めるのにも、重宝しますよ♪
ぜひ、お試しください。
では次に、ゴボウの栄養について書いていきます。
ゴボウの栄養(効能効果)
ごぼうの主な栄養と、期待される効果についてまとめました。
「食物繊維」
~ ゴボウといえば、食物繊維! ~
食物繊維には、水溶性と不溶性がありますが、ごぼうは両方の食物繊維を豊富に含んでいます。
・腸内環境を整える
→ 肌荒れや便秘の予防・解消
・血糖値の上昇を抑える
・腎機能を高める
「アルギニン」(アミノ酸の一種)
血管を広げる働きがあります。
・精力増強
… 性ホルモンの分泌を促す
・動脈硬化の予防
・老廃物をスムーズに出す
→ 疲労回復
とくに妊活中の夫婦は、頻繁にゴボウを食べよう!
「クロロゲン酸」(ポリフェノールの一種)
ごぼうには、ポリフェノールも含まれています。
抗酸化作用があるので、アンチエイジングやガン予防になります。
ほか、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
胡麻和えなので、ゴマの栄養についても、まとめました。
ゴマの栄養(効能効果)
ゴマ、好きですか?
いろんな料理に使えるし、おいしくて、香りもいいですよね。
TVとかで「セサミン」ってよく聞くし、体によさそう♪
ゴマの主な栄養と、期待される効果についてまとめました。
「脂質」(油脂)
ごまの成分の50%は脂質(油脂)。
体内で合成できない必須脂肪酸である、リノール酸とオレイン酸が多く含まれています。
「タンパク質」
ゴマの成分で、脂質の次に多いのがタンパク質。
体内で合成できない必須アミノ酸を多く含む、良質なタンパク質です。
「ゴマリグナン」
ごまに1%ほど含まれる、ごま特有の成分。
よく聞く“セサミン”も、このゴマリグナンの中の1つです。
優れた抗酸化作用があるので、アンチエイジングや、いろんな病気の予防になります。
「カルシウム」
ごまは、カリウム・マグネシウムなどのミネラル類も豊富。
中でもカルシウムは、同量の牛乳の10倍以上も含まれています。
「食物繊維」
腸内環境を整えます
「ビタミンE」
抗酸化作用
でも栄養面では、どれもそんなに変わらないんだって。
以上です。
最後に、今回 使った調味料の紹介をします。
▶醤油:「井上古式じょうゆ」
(「【無添加の調味料】体にいいおすすめ醤油(口コミ)」の記事で紹介しました)
▶砂糖:「素焚糖」
ミネラルが豊富です。
スーパーにも、置いてるかもしれません。
▶酢:「ミツカン 純米酢」
原材料:米だけ(国産)
スーパーにも、置いてるかもしれません。
▶白ゴマ:「みたけ 有機いりごま」
ごぼうの胡麻和え、おいしいので、ぜひお試しください♪
では、今日はこのへんで。