『いつも飲んでるビールや発泡酒って、安全かなぁ?』
少し気になりますか?
ビールより安価な「発泡酒」や「第3のビール」の登場で、お酒がグッと身近になりましたね。
1缶(350ml)が100円ちょっとなので、缶ジュースと変わらない値段です。
会社から帰ってグビグビ、お風呂あがりにグビグビ、と気軽に飲めます。
お酒を飲む人なら、ほぼ毎日のことじゃないでしょうか。
わが家も少し前まで、そうでした。
発泡酒を毎日欠かさず、1~2缶は飲んでましたよ。
でも最近、食の安全について向き合うようになってから、普段口にするものを見直すようになりました。
お酒好きなので、正直 目をそらしたい現実でした。
でも発泡酒やビールにおいても、以前の習慣は断ちました。
完全に断ったというより、飲む種類を替えたり、飲む回数を減らしたりしてます。
・・・・・・
この記事では、日本のビール類の危険性について簡単にまとめました。
結論から言うと、日本のスーパーで売られているビールや発泡酒、ノンアルコールビールの大半は、たぶん「遺伝子組み換え」の原料が使われています。
はい、そうです。
あの、ガンの原因とされる「遺伝子組み換え」原料です。
あれを毎日、「クー!やっぱビールはうまい!」とか言って、体に入れちゃってるわけです。
10年後や20年後、自分や家族の体は大丈夫でしょうか?
まずは普段買っているビールや発泡酒に何が入っているか、知ることから始めませんか?
そして、少しずつ安全なお酒に変えていきましょう。
【悲報】そのビール・発泡酒・ノンアル、たぶん「遺伝子組み換え」
まず、そもそもビールとはどんなものなのでしょう?
本来、ビールの原料とは
ビールをつくるために必要な原料は4つです。
① 麦芽
② ホップ
③ 水
④ 酵母
順に見ていきましょう。
① 麦芽(モルト)
麦芽(ばくが)とは、発芽した麦のことです。
主に大麦が使われます。
② ホップ
ホップは、つる性の植物です。
ビールに「苦み」と「香り」を与え、泡を安定させ、保存性を高めます。
③ 水
ビールの成分の9割は水といわれます。
おいしい水が、おいしいビールを生みます♪
④ 酵母
酵母とは、微生物(菌)です。
味噌・醤油・酒などを造る時にも活躍します。
①~③からできた「麦汁」に、④の酵母を加えます。
↓
酵母が、麦汁をアルコールと炭酸ガスに分解します。
↓
さらに熟成させると「ビール」の完成です!
日本のビールの多くは?
日本のビールの原料も、上記と同じでしょうか?
答えは「ノー」です。
おそらく9割以上の日本のビール・発泡酒・第三のビール・ノンアルビールには、上記の①~④に加え、「コーンスターチ」か「コーン、スターチ」か「糖類」が入っています。
だからビールは高い。
高いと消費者が買ってくれないから、ビール会社は、発泡酒や第三のビールを売り出したんだって。
「酒税が安い」→「安い商品が作れる」→「消費者が買ってくれる」からね
「技術革新により、ビールが安く飲めるようになった!」みたいな。
でも「麦芽0%」ってことは、ビールでも発泡酒でもないわけだな。
「みりん風調味料」が「みりん」じゃないのと同じ。
似たような味がするだけ、というとうことか。
「コーンスターチ」「コーン、スターチ」「糖類」とは
ビールなどの側面に書かれてある原材料名を見ると、「コーンスターチ」「コーン、スターチ」「糖類」などと書かれています。
それそれ、何のことでしょうか。
- 「コーンスターチ」
コーン(トウモロコシ)のスターチ(デンプン)。
トウモロコシを原料とするデンプンのことです。
- 「コーン、スターチ」
「コーンスターチ」と似ていますが、「コーン、スターチ」という表示もよく見かけます。
「コーン、スターチ」とは、コーン(トウモロコシを粉砕したもの)+スターチ(トウモロコシなどを原料とするデンプン)、ということらしいです。
あまり「コーンスターチ」と変わらない気がしますね。
- 「糖類」
トウモロコシなどを酵素により液化・糖化させ、精製したものです。
つまり、「コーンスターチ」「コーン、スターチ」「糖類」の
どれにもトウモロコシが使われています。
原料のトウモロコシは、たぶん遺伝子組み換え
日本のトウモロコシ自給率はゼロに近いので、ほとんどを輸入に頼っています。
輸入先は90%以上がアメリカです。
そしてアメリカのトウモロコシの90%以上が、遺伝子組み換えだといわれています。
ビール会社も「遺伝子組み換え」使用を堂々と肯定!
信じられないのですが、遺伝子組み換えの原料を使っていることを、大手のビール会社が認めています。
隠そうとすらしていません。
大手のビール会社とは、「アサヒ」「キリン」「サッポロ」「サントリー」などです。
各社が、自社製品の「コーンスターチ」は遺伝子組み換えではないと回答していますが、「糖類」においては不分別の遺伝子組み換え原料を使っていると回答しています。
(詳細を知りたい方 → 「たねっと」HP)
遺伝子組み換えの怖さが分かる動物実験
2012年に、フランスの研究チームが行った実験結果です。
衝撃的な写真なので、載せるか迷いましたが、どれくらい危険か知ってほしいので貼りました。
遺伝子組み換えのトウモロコシを食べ続けたネズミの行く末です。
ゴルフボールほどの腫瘍ができています。
(引用&詳細 → 「サルでもわかる遺伝子組み換え」HP)
なぜ「遺伝子組み換え」について表示されないの?
納豆などを買うと、原材料名のところに、『大豆(遺伝子組み換えでない)』などと表示されてますよね。
じゃあ、どうしてビール類には「糖類(遺伝子組み換え)」と書かれないのでしょう?
『もし書かれてたら買わないのに!!』 ・・と思いませんか?
その理由は、「お酒は表示義務がないから」です。
(詳細 → 「サルでもわかる遺伝子組み換え」HP)
( ;∀;)
やめよーよ、そういうの・・
比較的、安全なビールの見分け方
さて、ここまでビール類の危険性について見てきました。
日本で普及しているビール類は、すべてが安全とはいえないようです。
でもビールって、おいしいですよね?
やめられないですよね?(>_<)
だから、今日からは少し意識を変えて、“比較的、安全” なビール類を選びましょう。
「コーンスターチ」「コーン、スターチ」「糖類」などが入ってないビールを!
まず、「糖類」の入っているものは避けたほうがいいでしょう。
「糖類」の原料のトウモロコシは、遺伝子組み換えの可能性が高いです。
必ず原材料名を見て買おう
「コーンスターチ」と「コーン、スターチ」については、『遺伝子組み換えでない』と、ビール会社は回答しています。
なので、買っても大丈夫ということになります。
ただ、それを信じるかどうかは、自己判断です。
私すこやんは、『9割が遺伝子組み換えのトウモロコシの1割を、しかも安い値段で仕入れられる』なんて、本当かなぁ??と、ちょっと疑問視しています。
もし同じように思うなら、「コーンスターチ」や「コーン、スターチ」が入っているものも避けたほうが安心ですね。
★2019年現在、「コーンスターチ」・「コーン、スターチ」・「糖類」が入っていないビールは、以下のような商品です。
【キリン】…「一番搾り」「ハートランド」
【サッポロ】…「エビスビール」
【サントリー】…「モルツ」「プレミアムモルツ」
などが、代表的なものです。
原材料は、商品の側面にある「原材料名」を見れば分かります。
また各社の商品ページでも確認できますよ。
アサヒ
https://www.asahibeer.co.jp/products/ing_beer.html
キリン
https://www.kirin.co.jp/products/list/nutrition/beer/
サッポロ
https://www.sapporobeer.jp/product/nutrition/
サントリー
できれば缶ビールでなく瓶ビールを
「コーンスターチ」「コーン、スターチ」「糖類」が入っていないビールを選ぶだけでも、大きな改善です。
グッジョブ!
あと個人的には、さらに、缶ビールでなく瓶ビールをオススメします。
所説ありますが、アルミは健康によくない影響をもたらす疑いがあります。
味も、瓶ビールのほうがおいしいように思います☆
瓶が緑色で、外国のビールっぽいんだけど、実は古くからあるキリンのビールだよ。
1本300円くらいするけど、おいしいから、一度飲んだらハマると思う♪
いちどお試しあれ
ハートランド、うまいぞ♪
*小瓶(330ml)もあるけど、あまり値段が変わらないから中瓶がオススメだ!
似てるから、買うとき間違わないようにな~
*スーパーによっては置いてあるところもあるぞ。
余裕があれば「有機ビール」を
より一層、体を気遣いたいなら「有機ビール」がいいですよ。
もうバッチリです。(^_-)-☆
ところで、ビールに有機があるなんて、知ってましたか??
私すこやんは、少し前までビールに有機はないと思い込んでました。
なので、探そうとしたこともなかったです。
でも少し前、神戸の自然食カフェに行ったとき、「エチゴビール」という有機ビールをメニューで見つけて、「おお!さすが自然食カフェ」と思って注文してみました。
『体に良くても、さすがに味はビミョーだろう』と思って、期待せずに飲んだのですが、ふつうにビールでした。
少し酸味が強めな気もしますが、好みな感じでおいしかったです。
カフェから帰ってネットで調べてみると、「エチゴビール」の他にも何種類か有機ビールがあることを知りました。
興味のある方は、いろいろ試してみてもいいですね♪
いっそ、ビール以外のお酒に転向してみるのもアリ
ビールに疑問をもったら、ビール以外のお酒に転向してみるのもアリです。
実際、わが家がそうなんです(笑)
何年も毎日欠かさず、発泡酒を飲んでいました。
でも今では、ほぼ毎日、日本酒を飲んでいます。
梅酒やワインも好きなので、候補でした。
でも梅酒は砂糖が多いのが、少し気になりました。
ワインは、酸化防止剤が少し気になりました。
(砂糖不使用や酸化防止剤不使用のものもあるので、選べば問題ないです☆)
ところで日本酒、意外に(?)いいですよー。
最初、私もオットーも日本酒は飲めない人でした。
キツいというか、アルコールくさいというか。。
でも日本酒は比較的、体に良さそうだと思ったのでトライしました。
すると飲みやすい日本酒を何種類か試すうちに、徐々に飲めるようになりました。
そして今では、好んで飲んでいます♪
※ちなみに、日本酒を選ぶ際は、「醸造アルコール」が入っていない純米酒を選びましょう。
「醸造アルコール」の原料は、主に輸入されたサトウキビやトウモロコシです。
それらは遺伝子組み換えである可能性が高く、ホストハーベスト(大量の農薬)の問題もあります。
ビールが心配で日本酒にしたのに、「醸造アルコール」入りの日本酒を飲んだら、イミないですよね (;´Д`)
ちなみに、わが家では四国のお酒、「松山三井」(まつやまみい)を愛飲しています。
純米酒にしては飲みやすいですよ。
どの日本酒が自分に合うかは、飲んでみないと分からないものです。
300ml, 720ml, 1800ml(一升瓶)、とバリエーションがあるので、
まずは300mlか720mlくらいを買って、いろいろ試してみるといいと思います。
そして気に入ったら、一升瓶で買うとお得です。
ほか、「山田錦」なんかも飲みやすいです。
まとめ
毎日 口に入れるものは、少しずつ着実に体に影響を与えていくと思われます。
毎日お酒を飲む人は、お酒を飲んだつもりで、お酒と一緒に危険なものを取り入れてしまっているかもしれません。
ちょっと立ち止まって、チェックしてみてください。m(__)m
最近よく、「2人に1人がガンになる時代」と言われます。
確かにそうなんでしょうが、「時代」という言葉が引っ掛かります。
「時代」というより、「国」というべきなんじゃないでしょうか。
「2人に1人がガンになる国」
この方が正しい気がします。
ガンになる「時代」なら、世界中がそうなってるはずです。
でも先進国でガンが増え続けているのは、日本だけです。
ヨーロッパなどは、
「遺伝子組み換えを受け入れない」
「危険性が高い食品添加物は許可しない」
NO!
という、断固とした姿勢をとっています。
一方、日本は、
「遺伝子組み換えを受け入れる」
「しかも消費者に分かりづらい形でジワジワ入れる」
「危険が疑われる食品添加物でも、微量なら許可する」
OK..
という現状です。
私たちが住んでいる日本は、残念ながら、そんな国です。
なので私たちの体は、毎日こっそりこっそり、侵されている可能性があります。
少しずつ体に入っていくので、ある日限界に達して何か大きいな病気になったとしても、何が原因か分かりません。
仮に分かったところで、立証は難しいでしょう。
この国に住む以上、自分の体は自分で守るしかないのです。
口に入れるものは、自分で選べます。
自分で、自分や家族の体を守りましょう。
もちろん、できる範囲でいいんです。
私もできる範囲のことしかしていません。
まず興味を持ち、知ることから始めて、少しずつ改善していきましょう☆彡
では今日は、このへんで!