この記事は、下のような感情をもっている人に向けて書いています。
・何かつらいことがあって、マイナスの感情に支配される時がある
・考えても仕方ないことを毎日延々と考えてしまい、頭がスッキリせず、人生の大事な時間をムダに費やしてる気がする
・キライな人のことが許せず、モヤモヤした感情を受け流せずに心の中にため込んでしまい、さらにその感情を自分の中で増幅させてしまう
自分もそうかも…と思ったあなた。
仲間ですね (・ω・)ノ
時に、私すこやんも、同じような心境になることがあります。
そういう時、とてもつらいですよね。
それに、ものすごく損してる気がします。
だって、現実に何かイヤなことがあって苦しいのに、それをいつまでも心の中に抱え、さらには自分でより大きくしちゃってるわけですから。
まさにエンドレスの無限地獄。どう抜け出していいか分かりませんよね。
ストレス解消法にはいろんな方法があります。
例えば・・・
・カラオケに行く
・ショッピングをする
・ドライブに行く
・映画やドラマを見る
・おいしいものを食べたり飲んだりする
・寝る
などなど
そういった一般的なストレス解消法で完全に吹っ切れるなら、きっと既にメンタルが強い人なんだと思います。
でもそういった方法ではどうにもならないという人は、今回お話する「エクスプレッシング・ライティング」が役に立つかもしれません。
「エクスプレッシング・ライティング」は、心理学の世界では有名らしいのですが、私は最近になって初めて知りました。
あまりに単純な方法なので、知った時はそこまで関心を持ちませんでした。
でも実際に試してみると意外なほどに効果があり、即効性もありました。
同じように、負の感情に負けそうで苦しんでいる人に、ぜひ試してもらいたいです。
即効性のあるストレス解消法「エクスプレッシング・ライティング」
エクスプレッシング・ライティングとは
「エクスプレッシング・ライティング」という言葉を、今までに聞いたことありましたか?
私はつい最近まで全く知りませんでした。
メンタリストDAIGOさんのYouTubeを見ていたとき、つらい感情の対処法として動画中で取りあげていたので知りました。
どうも心理学の世界では有名なストレス解消法のようです。
何をするかと言うと、感情を紙に書き出すだけという、とても単純なものです。
YouTubeで聞いたときは、“紙に感情を書き出すなんて、なんか陰気くさい~”と思ってました。
でも、たまたまその数日後にとてもつらいことがあり、ふとDAIGOさんの話を思い出して苦し紛れにやってみたところ、たちまち苦しみがスーっと軽くなっていったのです。
これはすごい!と思いました。
エクスプレッシング・ライティングのやり方
「エクスプレッシング・ライティング」と聞くと、な~んか難しそうに思いますね。
でも英語で書くと、Expressing Wrinting
「Expressing(外に出す/表現する)・Wrinting(書くこと)」です。
要は、ただ心の中にある感情を紙に書き出すだけです。
なので紙と筆記用具さえあれば、いつでもどこでもタダでできます♪
自分が頭の中で考えていること(ネガティブな感情・後悔・不安など)を、思っているまま正直に紙に書き出します。
自分が見るだけなので、字が汚くてもかまいません。
文章が少し変でも大丈夫です。
できれば毎日20分くらい書くと効果的らしいのですが、まずはつらい時や感情が溜まった時に数分だけでも書いてみるといいと思います。
効果を感じられれば、また自然に行うようになりますよね。
エクスプレッシング・ライティングをやってみた感想・効果
私が最初に「エクスプレッシング・ライティング」をしたのは、つらい感情マックスの状態の時でした。
机にあった要らないメモ用紙に、シャーペンで、思ってることをそのまま書き出しました。
1~2分くらいで書き終わりましたが、書き終わるころには意外なほどに憎悪の気持ちがスーッと消えていました。
ウソ…こんなに効果あるんだ?
と、うれしくなりました。
そこで、その日にあったイヤなこと以外にも、日頃よく思ってない人のことや物事についても、誰かにグチる感じで紙に書き出していきました。
全部で5分くらいしかかからなかったと思います。
汚い言葉がいーっぱい出てきましたね。
誰もいない部屋で1人で書いてたのですが、書き終わると思わず後ろを振り返って、「誰もいないよね?」(誰にも見られてないよね)と確認してしまいました(笑)
(あまりにドロドロした感情は、人に見られたくないものです)
そして思いました。
「大丈夫。見てるとしても神様だけ~」
さて、「エクスプレッシング・ライティング」をやってみた感想ですが、
書いた事柄について、書く前よりも悩む深さが浅くなったように感じました。
なんか、頭の中から紙に書き出した分だけ、頭の中のモヤモヤが減ったような感じです。
「引き算」ですね。
やっぱり何事もため込むのは良くないようです。
外に出すって、ほんと大事なようですね。
その点で「エクスプレッシング・ライティング」はとても優れていると思います。
もし紙に書くのではなく、誰かに話をきいてもらうなら、例えば下のようなことが起きる可能性があります。
・聞いてる人をウンザリさせたり、ブルーな気持ちにさせてしまう
・まず状況説明からしないといけないので、順序だてて話すのが少しまどろっこしい
・あまりに醜いことを言うと聞き手に引かれてしまうと思い、少し控えめに話してしまう
・聞き手に話して共感してもらえない場合、感情がおさまらない
などなど。
でも、「エクスプレッシング・ライティング」なら1人でするので、状況説明をする必要もなく、すぐに始められます。
もちろん、つらい原因自体がなくなったわけではないので、根本的な解決法というわけではありません。
例えば会社でキライな人がいるとして、いくら家で「エクスプレッシング・ライティング」をしても、また翌日はその人に会ってしまいます。
ただ「エクスプレッシング・ライティング」は、一時的にストレス解消できるだけでなく、続けていくうちにメンタルが強くなり、イヤな人に会っても受け流しやすくなるそうです。
なので、たとえ根本的な原因がなくならなくても、今よりも軽いストレスで生きることができるようになるというわけです。
これって、すごくないですか?
私はまだ始めて間もないので分かりませんが、つらい時はもちろん、そうでないときも日記のように続けていけば、今よりクヨクヨしない人間になれるのかも?
と少し期待しています。
同じように何かについて悩んでいる人は、寝る前に数分間でも「エクスプレッシング・ライティング」を始めてみませんか?
なるべく大きなストレスを抱えずに、生きていけるようになりたいですね。
では、今日はこのへんで。