耳かきがやめられなくて困っていますか?
かゆいというか…耳が気になるというか…どうしても耳に手が伸びてしまうんですよね。
以前のすこやんも同じ状態でした。
長年のクセのようなものなので、「やめる方法はない」と思っていたのですが、意外な方法でキッパリやめることができました。
同じように悩んでいる人に、ぜひ試してみてほしいです。
耳かきがやめられない?やめる方法あるよ【私がやめられた意外な方法】
結論から先にいうと、耳かきをやめるためにしたことは2つだけ。
2ステップです。
① 耳鼻科に行く(1回でいいです)
② 家にある耳かきを捨てる(または隠す)
順番は①→②の順で、かかる費用は1回の耳鼻科代だけです。
この2ステップが効果的な理由を理解しないと行動に移しにくいと思うので、耳かきについて少し書いていきます。
なぜ耳がかゆいの?
耳かきがクセになっている人たちが常に耳がかゆい理由は、耳かきのしすぎで耳の中の外耳道(がいじどう:耳の入り口から鼓膜までの区間)に炎症が起きているからです。
炎症が起きてかゆい → かゆいから耳かきでかく(気持ちいい) → 炎症が治らない → また耳かきでかく(気持ちいい)…
永遠にこの繰り返しで、悪循環から出られなくなっています。
そもそも耳かきは必要?
子供のころ、お母さんのひざ枕で定期的に耳かきをしてもらっていた経験はありませんか? すこやんはまさにそうでした。母が定期的に「そろそろ耳みてあげる」といって耳かきをしてくれていたので、耳かきは定期的にする必要があるものなんだと思い込んで育ちました。
しかし…
じつは耳かきは必要ありません。耳掃除はまったくしなくていいんです。
月に1度すらする必要ありません。
耳アカは何もしなくても勝手に外に出るようになっています。
耳かきをしたときに、耳アカが耳の奥に押し込まれしまい取り出さないといけないケースも稀にあるようですが、ふつうは耳掃除は不要なのです。
つまり、耳かきがやめられない人というのは、する必要のなり耳かきをしすぎたせいで耳が炎症を起こしてしまい、悪循環におちいっているわけです。
じゃあ耳かきをやめればいいわけですが、炎症を起こしたまま、精神力だけで耳かきをやめるのはかなり難しいと思います。かゆすぎるからです。
そこで、最初にお話しした2ステップが効果的です!
① 耳鼻科に行く(1回)
② 家にある耳かきを捨てる(または隠す)
① まず耳鼻科へ行き、薬で炎症を抑えてもらう
② 炎症がおさまっているうちに、家にある耳かきを捨てる(または隠す)ことで、耳かきの悪習慣を断つ
ここまでで、2ステップが効果的なわけを理解してもらえたと思います。
納得できたら実行に移しましょう。
①耳鼻科に行く
「耳かきがやめられない」=「耳鼻科に行く」という発想はあまりないと思いますが、意外と診てもらえます。
耳鼻科はどこでもいいです。近くの耳鼻科に行き、例えば「たぶん耳かきのしすぎのせいで常に耳がかゆいんです…」などと症状を話して、診察してもらいましょう。
何年も前のことなので記憶があいまいなのですが、すこやんを診察してくれた先生は、まず耳の中をみて、ミニミニ掃除機のようなもので耳アカを吸い取ってくれたあと、炎症を抑える薬を塗布してくれたと思います。たしか持ち帰りのかゆみ止めか何かももらいました。
処置は病院によって少し違うと思いますが、薬で炎症を抑えてもらうということが最大のポイントです。
②家にある耳かきを捨てる(もしくは隠す)
病院に行って炎症がおさまっても、また耳かきを始めたら悪循環の始まりです。
薬で炎症がおさまってかゆみが少ないうちに、耳かきを自分の視界から消しましょう!
家にある耳かきが安物なら、思い切って捨てちゃうのもいいです。
高価なものや思い出深いものだったり、家族と共用だったら捨てられないので、家族の人に事情を話して、耳かきを自分の目につかないところに隠してもらいましょう。
最初の数日が踏ん張りどころ
これであなたの世界から耳かきというものは消えました。
耳かきなんて、もうこの世に存在しません。
そう思いましょう。
とはいえ、長年クセになっていたことなので、最初の数日は耳かきがしたい衝動にかられるかもしれません。
でも耳鼻科の薬のおかげて炎症がおさまっているので、以前よりはガマンできるはずです。なんとか乗り切りましょう!
それでもどうしても「今耳を触らずにはいられない」という時は、ほんの少しだけ軽く麺棒を使って耐えしのぶといいです。
そのとき麺棒をそのまま使うよりは、水で湿らせたほうが摩擦力が弱くなっていいかもしれません。絶対に奥のほうまでは入れず、耳の入り口だけにしましょう。
その後…
数日間がんばって耳かきをガマンできたら、成功です!
徐々に炎症も完治し、クセもなくなり、悪循環が断てたことになります。
がんばった自分をほめてあげましょう。
その後も、耳かきはしないようにしましょうね。先にも書きましたが、耳かきは不要なのです。
耳のケアですることといえば、お風呂から出たときに湿っている耳の入り口をティッシュでかるく拭いてあげるとか、どうしてもかゆいときに綿棒で耳の入り口を軽く触るくらいです。そのくらいなら大丈夫ですよ。
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以上、耳かきがやめられない人がやめられるようになるための2ステップについて解説しました。
過去のすこやんと同じように悩んでいる人は、ぜひ実行してみてほしいです。
耳かきをしすぎると、かゆみが止まらないだけでなく、耳を傷めるキケンもあります。
耳は大事ですよ~!
何も起こらないうちに、耳かきの悪習慣をなくしてしまいましょう。
では、今日はこのへんで。