以前、おすすめのぬか床について紹介しました↓
今回は「ぬか漬けの効果」について実体験を口コミします。
ぬか漬けを食べ始めて、オットーもすこやんも、お腹の調子が実感できるレベルで改善しました!
ぬか漬けの効果【過敏性腸症候群が改善した話】
オットーの場合
まずはオットーの話です。
オットーは、出会ったときからお腹の調子が悪い人でした。とくに朝と寝る前にお腹が痛くなり下す、を毎日繰り返していたのです。病院で正式に診断されたわけではないですが、たぶん「過敏性腸症候群」というやつでした。症状がわりと当てはまるからです。
▶ぬか漬けを食べ始めてからの変化を、オットーにインタビュー!
A. 前はほぼ毎日くらい、出勤前と寝る前にハラが痛くなって、トイレに長めにこもって下してた。
ぬか漬けを食べ始めてからは、完全になくなったわけじゃないけど、明らかに下す頻度が減った。朝・夜以外も、前より下さなくなった
すこやんの場合
次はすこやんの場合です。
すこやんはオットーと違い、お腹の調子でとくに悩んでいませんでした。便秘とはほぼ無縁で快便です。ただ100点満点というわけではなく、やや下しやすい傾向にありました。
▶ぬか漬けを食べ始めてからの変化を、すこやんにインタビュー!
なぜか取り調べ口調な気が…
ぬか漬けを食べるとお腹の調子がよくなるわけ
乳酸菌とは
糖類を食べて乳酸を出す細菌の総称。腸の中で、有害な菌や雑菌の繁殖を抑える働きをしてくれる。「善玉菌」とも呼ばれます。
「動物性乳酸菌」 vs 「植物性乳酸菌」
乳酸菌は、乳酸菌がすむ場所によって動物性と植物性に分けられます。
・動物性乳酸菌:主に動物の乳などに含まれる乳酸菌。→ヨーグルトやチーズなどをつくる
・植物性乳酸菌:植物に生息する乳酸菌。→漬物、納豆、味噌、醤油、酒などをつくる
この2つの乳酸菌は、性格がちがいます。
・動物性乳酸菌は、温室育ちです。人間に例えるなら、限定的な場所でしか生きていけず、協調性がないので知らない人とは一緒に過ごせないタイプです。
・一方、植物性乳酸菌はタフです。人間に例えるなら、どんな環境でも生きていけるし、一緒に過ごす仲間が変わっても平気なタイプです。
この2つの乳酸菌を人間が食べたら、どうなるか…
動物性乳酸菌のほとんどは、腸に届く前に胃酸などにやられて死んでしまいます。
一方、植物性乳酸菌は胃酸にも強いので、生きたまま腸まで到達できます。
そして腸に到着した植物性乳酸菌は、乳酸を作り出します。
悪玉菌は酸性が苦手なので減っていき、腸の中は善玉菌が増えて、腸内環境が整います。
だから植物性乳酸菌を食べた人間は、お腹の調子がよくなるのですね。
ぬか漬けには、整腸作用のほかにも、代謝促進・免疫力の向上・肌荒れ改善・アトピー性皮膚炎改善・糖尿病予防などにも効果があるとされています。
ぬか漬け以外じゃダメなの?
植物性乳酸菌に整腸作用があるのは分かりました。
でも、ここで疑問が出てきます。
「ぬか漬けじゃなくて、ほかの漬物でもいいんじゃない?」
うーん、たしかに。
それは言えてますね。
でも、塩や砂糖で味つけした漬物なら、現代の家庭でもよく出てくるけど、たいしてお腹の調子がよくなったと感じたことはないかも…。
それはどうしてでしょう。
その答えは、おそらく乳酸菌の量によるのではないかと、すこやんは思います。
漬物には、「発酵されているもの」と「発酵されていないもの」があります。
例えば、スーパーなどで安く売られている、化学調味料入りの調合液につけられただけの浅漬けなどは、発酵しておらず、ほぼ乳酸菌は含まれないようです。
一方、きちんと時間をかけて発酵された漬物は乳酸菌が多く、中でも「ぬか漬け」の乳酸菌の豊富さはトップクラスのようです。ぬか床の種類や状態にもよりますが、1gに1億個くらいの生きた乳酸菌がいるといわれます。
想像すると、すごいですね…。
ということで、今回は
「ぬか漬けの効果として、お腹の調子がよくなる可能性が高いこと」、
また、
「どうしてぬか漬けを食べるとお腹の調子がよくなるのか」が分かりました。
すこやん家ではほぼ毎日ぬか漬けを食べているのですが、
このような植物性乳酸菌の大冒険がお腹の中で繰り広げられていると思うと
「菌ってすごいんだなー」と
なんだか関心してしまいました。
では、今日はこのへんで。
おすすめのぬか床はこちらで紹介しています↓