この記事は
・「新大黒の土鍋」を検討している人
・土鍋でご飯を炊くことに興味を持っている人
に向けて書いています。
結論からいうと「新大黒の土鍋」はとってもいいですよ♪
土鍋を買うのは初めてでしたが、いきなり当たりでした。
もし割れてもまた同じ土鍋を買うつもりです。
土鍋のご飯はほんとうにおいしいです。もう炊飯器には戻れません。
新大黒の土鍋(口コミ)おいしいご飯が食べたいなら土鍋がおすすめ!
まず「新大黒の土鍋」とは
三重県四日市市の「華月」(かげつ)という会社さんの商品で、正式には「大黒ごはん鍋」というようです。
大きさは、2合炊き・3合炊き・4合炊き・6合炊き の4種類。(3合炊き は、少し形が違います)
陶器(耐熱陶器)でできていて、日本製です。
特徴
・かまど炊きのようなおいしいご飯が炊ける
・火加減いらず。最後まで同じ強さでいい
・白米や炊き込みご飯をつくれるでなく、鍋物やカレー・シチューにも使える
・超耐熱性のため、冷蔵庫から出してすぐ火にかけても割れない
・専用レシピ付き
すこやんの口コミ(使用感)
・ご飯がおいしい!
前はゾ〇印などのわりといい電気炊飯器を使っていたのですが、新大黒の土鍋で炊いたご飯は、今まで食べていたお米と同じとは思えないくらいおいしいです。ご飯よりおかず派だったのですが、ご飯好きになりました。
・火加減の調節がいらないので、土鍋初心者でも失敗なし
土鍋でご飯を炊くのが人生で初めてだったので成功するか不安だったのですが、1度目から失敗しませんでした。
・炊けるのが速い!
事前にお米を30分は水につけておく必要はありますが、火をつけてからはアッという間です。2合で9分、3合で11分くらいです(その後10分くらい蒸らします)
・炊飯器に必ず起こる「内釜がはげてきた…」問題がない
電気炊飯器の場合、しばらく使っていると内釜のコーティングがはげてきますよね。いくら体に害はないといわれても、どうも不安です。
その不安から解放されました。
・1合からおいしく炊ける
少人数の家庭だと1合だけ炊きたいときがあるものですが、1合の目盛りからあるので便利です。
・雰囲気がナチュラルでレトロ
炊飯器のデジタルな雰囲気はなく、古き良き日本という感じが、見ていてホッコリします。形もコロンとしてて、出しっぱなしでもむしろオシャレです。
・専用レシピがおいしい
付属のレシピってあまり使わなかったりするんですが、「新大黒の土鍋」のレシピはずっと使ってます。基本的な炊き方以外にも、いろんな混ぜご飯のレシピがのっているんですが、これがおいしい♪
一般的な炊きごみご飯をつくりたいときは、レシピの中の「かやくご飯」という項目でつくるといいですよ。
(補足)サイズについて
2人暮らしで「4合炊き」を選びました。結果、ちょうどよかったです。
3合でも十分だと思いますが、鯛めしにしたい時とかは"大は小を兼ねる"かなと思います。
1人暮らしなら「2合炊き」でもいいかもしれません。
イマイチな点は・・・ありません!
「新大黒の土鍋」のイマイチな点は思いつかないので、炊飯器→土鍋にかえることで、人によってはマイナスに感じるかもしれない点をあげておきます。
炊飯器→土鍋にすると:
・長時間の保温ができない
当然ですが、電気ではないので保温はできません。朝炊いたご飯を保温して1日中食べたい、という家庭には向かないです。
ただ保温ができないといっても、フタをしておけば炊いてから30~40分は温かいままで食べられます。わが家は基本食べきりなので、あまりマイナスにとらえていません。
・洗うときにやや重い
陶器なので、電気炊飯器の内釜よりは重いです。
・洗うときは基本、洗剤をつけない
陶器なので吸水性があるため、基本的に洗剤をつけずに水やお湯だけでさっと洗います。人によっては洗剤を使わないのが苦手な人もいるかもしれません。
「新大黒の土鍋」の使い方
「新大黒の土鍋」の使い方は簡単です。
① お米をとぐ
炊飯器を使っていたときと同じようにお米をとぎます。
② 水を入れる
炊飯器を使っていたときと同じように、目盛りのところまで水を入れます。レシピなどには水何ccと書いてくれていますが、わざわざ計らなくても大丈夫かなと思いますよ。
③ 内フタと外フタをかぶせて、30分は水に浸す(30分以上なら何時間でもかまいません)
*このとき、水分がお米に吸収される音(?)が聞こえて癒されるので、ぜひ水に浸して少ししたら耳を傾けてみてください♪
④ 30分以上水に浸したら、ご飯を食べるタイミングに合わせて点火
火力はマックスの強火より少しだけ弱めです(だいたいで大丈夫です)。そして、そのまま放置。
⑤ 外フタの穴から勢いよく蒸気が出始めたら、その30秒後くらいに火を切る
(おこげにしたいときは、もう少し長めに待ちます)
(逆に早めに火を切ると、水分多めの柔らかいご飯になります)
お好みで調整してみてください(^^♪
蒸気が出始める目安の時間(炊く時間の目安)は、専用レシピに書いてくれてます。
⑥ 5~15分くらい、そのままフタを開けずに蒸す
↓
\ ほくほくご飯の完成! /
「新大黒の土鍋」の公式動画でも使い方が紹介されています。お時間のある方はこちらもどうぞ↓
炊飯器 VS 土鍋
炊飯器と土鍋の比較
炊飯器と土鍋を比べてみました。
炊飯器 | 土鍋 | |
保温 | ◎ | △ |
おいしさ | 〇 | ◎ |
外観 | 現代的 | レトロ |
耐久性 | 内釜がはげてくる | いつも同じ状態で使える(ただし落とすと割れる) |
パワー | 電気 | 火(ガス) |
1回炊く光熱費 |
◎ およそ3~5円(保温すれば+数円) |
〇 何ガスかにもよるが10円以上 |
一長一短ですね。生活スタイルや、何を重視するかによって選ぶのがよさそうです。
土鍋にしようと思ったきっかけ
義母の家で食事をいただいたとき、ご飯がおいしくて驚きました。
たずねると「ご飯はガスで炊くのが一番おいしいの」と義母は言い、ガスの炊飯器を使っていました。
「ガスで炊くとおいしい」…その言葉がずっと頭から離れず、わが家の電気炊飯器の内釜がはがれてきたのを機に、土鍋に挑戦することに決めました。
そしてそれ以来、ずっとおいしいご飯が食べられています。
「おいしさ」という点においては、炊飯器や土鍋自体がどうというより、何を使って炊くか(電気かガスか)によって決まるんじゃないかなと思います。
すこやん家の場合
わが家の場合、「おいしさ」「内釜がはがれたりしない」「外観がレトロ」という点から、土鍋派になりました。もう炊飯器に戻る予定はありません。
でも、もし最初に買った土鍋で火力調整がうまくできずに失敗していたら、土鍋は諦めて炊飯器に戻っていたかもしれません。
そういう点でも「新大黒の土鍋」を選んでよかったと思います。初めてご飯用の土鍋を検討している人には「新大黒の土鍋」を自信をもってオススメします。
最後に、「新大黒の土鍋」をサイズ別に紹介します。
2合炊き
3合炊き
4合炊き
6合炊き
では、今日はこのへんで。
~ 2019年11月追記 ~
愛用していた「新大黒の土鍋」の鍋を落としてしまい、パリンと割れました!
ふだんは頑丈なのに、やっぱり落とすと割れるんですね~( ゚Д゚)
そりゃそうか。。
鍋本体だけ割ってフタは割れてないので、全部を買うのは勿体ないな~と思っていたところ、なんと本家本元の「華月」さんのショップなら部品ごとに買えることを知り、鍋だけを買い足しました。
私と同じように、例えば中ブタだけ割ってしまって一式買うのは勿体ないという方は、以下の「華月」さんのショップで買えますから覚えててね。